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一般財団法人 MRAハウス
       MRA Foundation

平成28年度事業報告

  事業の概況
   T MRAハウスの設置経営
   U 国際相互理解の増進事業
   V 国際リーダー人材育成事業
   W 創造的な民間公益活動の振興



平成28年度(2016年度)事業の概況      

T MRAハウスの設置経営
 本部建物は、2階並びに1階の一部を引き続き(財)日本国際交流センターに賃貸中である。この度、公益法人の新制度に移行後3年が経過したことを踏まえ、今後の長期的な経営計画を検 討した結果、MRAハウス及び貸家事業等について、長期的な「麻布将来計画」の策定を図るこ ととなった。こうした事情から、本部建物及びハウスA・Bの「定期借家契約」の満了日を来年 7月31日とすることとして相手方に通知し、新契約を締結した。
 この間、信託銀行などに依頼した「MRAハウス」の将来について調査の結果、この地域が「第1種中高層住居専用地域」内にあることが判明し、貸家及び本部建物の老朽化と併せて、「不動 産」の有効活用の提案を受けた。その結果、理事会及び評議員会は、複数の「利用計画」を検討 し、専門家とも検討を重ねた結果、平成29年7月末を以って閉館することとなった。
                                    敬称:略
 
U 国際相互理解の増進事業
 1)日・韓国・台湾・タイ国際交流プログラム
  ● タイ国チュラロンコン大学経済学部訪日プログラム
   学生6名とSirima教授、スタッフのプロイさん、OCAアラムナイのミーさんの
   9名が5月24日から6月2日までの10日間来日し、東京、中津川、名古屋など
   を訪問し、各地で 学生交流プログラムとホームステイを行った。
  ・24日は埼玉大学を訪問し長島教授と13名の学生との交流会及びNoh Sung-Chul博士
   から「The Transformation of Labor Movement」のタイトルでの講義を行い、
   その後学生たちが英語で「自分の好きなレストラン」のプレゼンを行い、タイの
   学生が食べたい店を選んで日本の学生と食事を楽しんだ。午後は川越の「小江戸」
   の街並みの見学などを行った。
  ・25日は埼玉大学の学生5名と三鷹の国立天文台を見学し、午後は浅草、明治神宮、
   原宿を見物した。夕食には鰻の「かば焼き」も試食した。
  ・26日からは中央大学(今回初めて)の学生16名と昼食会の後、長谷川教授の
   「Industry and Trade in Global Economy」の講義を受けた。その後、渋谷を見物
   し、6時30分から代々木のミューズホールでコモン
   ビート、中央大、埼玉大など60人で歓迎パーティを行った。
  ・27日は中央大の学生とディズニーランドを見物した。
  ・Sirima教授は相馬理事夫妻と駐日タイ大使を公邸に訪問、OCA活動について説明を
   行った。
  ・28日〜29日は中津川でホームステイを行った。着物、浴衣の試着、和太鼓、生け
   花、お茶、郷土料理などの文化体験や城跡ハイキング、古い町並み散策、バーベ
   キュー、流しソーメンなど日本文化と家庭の雰囲気を味わった。
  ・5月30日 名古屋商科大学を訪問した。商科大の学生14名と「私の故郷の祭りと
   食べ物」というテーマでスライドによるプレゼンテーションを行った。
  ・31日は名古屋商科大学の学生の案内で名古屋城を見学、大須でショッピング。
  ・6月1日はリニア−鉄道博物館、トヨタ会館、日泰寺など見学。夕食はサヨナラ会
   に続きカラオケ大会で盛り上がった。
  ・2日 夜行便で帰国
  ・チュラロンコン大学経済学部は、今年から本プログラムを公式行事として認定し
   参加学生に補助金を支給することが決定した。
  ● 異文化交流プログラム
  ・相馬「野馬追い祭り」(東日本大震災復興応援企画)
   事業計画では、昨年を以って現地訪問は終了することとしたことを踏まえて、本年
   は運営委員からの「小高神社」への寄付金を古関・清水両氏が持参した。
   (7月4、5日)
  ・台湾リハーサル 10月実施予定の台湾・タイ国訪問(台湾から18名参加予定)に
   当り、台湾からの要請により指導員の派遣を行った。新井・花宮が6月24日から
   29日の期間、中臺科技大学、真 理大学等を訪問した。
  ・日韓合同公演「韓国キャスト来日合同リハーサル」 8月12日〜14日 本年11月に行わ
   れるコモンビート韓国公演の日韓合同練習のため韓国メンバー46名が 来日し、
   晴海の東京海員会館に宿泊して合同リハーサルを行った。
    韓国側 46名 日本側 35名
  ・8月12日 午後晴海客船ターミナルホールにて練習、持ち寄り夕食会、18時から
   合同練習
     13日 午前自由行動 午後 自主練習、呼び出し練習、35期キャストとの対面
       コモンビートミュージカル観賞
     14日 午前 振り返りミーティング 午後 成田から帰国
   ●11月12日・13日ソウルのアポアートセンターで「A Common Beat」を3回
    上演した。
   (本プログラムの韓国公演は国際交流基金から助成金の交付を受けたプログラム
    です。)
  ● 台湾・タイ国ツアー:10月29日から11月6日までの9日間行われた。
   10月31日、日本から27名とフィリピン1名が台中を訪問し台湾キャスト9名が
   加わって 真理大学で、350名の観客に、英語、台湾語、日本語で歌とダンスの
   ショーを行った。
   続いて11月2日バンコクを訪問、チュラロンコン大学の70名と交流会を行った。
   11月5日、北部タイのチェンライの山岳民族の孤児院「メイコック・ファーム」を
   訪問し、交流会を行った。
   7日には、チェンマイの「バーンロムサイ」を訪問しHIV感染の子どもたちとの
   交流会や、名取美和さんからのお話など、例年同様充実した時間を過ごした。
  ● グローバル人材育成プログラム(Up With People への人材派遣)
   コモンビートのメンバーを毎年2名6ケ月間派遣して人材育成を行っている。
    2016年度 田井淳美(Cast B) 藪咲英(Cast A)
 
 2)助成事業1)シング・アウト・アジア海外交流活動
  ● Japan Visit in東京 8月9日〜15日 タイ、インドネシアから各2名、マレーシア、
   ベトナムから1名の合計6名が来日。
   江戸東京博物館を見学し八王子から八ケ岳へ向かった。夜は歓迎会。2日目はそば
   打ち体験と松本城や市内見学と夜は花火、3日目は清里で清泉寮やまきば公園訪問の
   後、夜は吉祥寺でフリータイム、4日目は鎌倉観光、5日目は浅草で着物、お茶会を
   体験、ホーム・ ステイを行い相互理解プログラムを実施し成果をあげた。
  ● シング・アウト・アジア海外交流活動
   アカペラ in インドネシア 8月27日〜9月6日 早稲田大学のアカペラグループ11名
   (OBも3名参加)と、インドネシアの学生ミュージカル劇団「en塾」の大学生14名
   と国立イスラム大学の学生3名がジャカルタと近郊のプンチャックで3日間
   キャンプ。
   それに続いて、9月1日には国立イスラム大学学生委員会の招待が、大学の講堂で
   行われた。大学の民族舞踊団による歓迎の踊り、早稲田のアカペラサークル、 シム
   ポジウムに続いて、インドネシアの「ジャマイカ・カフェ」などが登場した。翌日は
   ジャカルタ日本人学校を訪問。
   9月3日ジャカルタ日本祭りの大舞台で2回の公演。
   (詳細は 別紙報告書参照)
   タイ王立マヒドン大学音楽院の学生9名、台南芸術大学の学生6名がバンコクに集
   まり、アカペラ合宿を行い、アサンプション大学、ブラバス大学でコンサートを行い
   交流活動を行っ た。
  ・en塾(ジャカルタ)大学生による「日本語ミュージカル」集団 支援
  ● 第10回クロスカルチャー・リーダーシップ訓練Camp &Tour
   2017年3月にベトナム中部のダナン市で開催。ベトナム、タイ、インドネシア、
   日本から大 学生27名が参加し、異文化体験プログラムを経験し、その後ベトナム
   中部の研修旅行を行った。
 3)国際IC日本協会
   団体の活動への支援及び「学校訪問プログラム」他5月11日から6月3日 東京地区
   2校 九州地区 9校 つくば地区 5校 小田原地区 4校
 4)連続セミナー「だから”日中韓国”―絆の再発見」 日本国際交流センター
   2016年度は、3年間のプロジェクトの集大成として北京、ソウルでのセミナーを
   開催し、2回の東京でのセミナーも含め延べ約400名の参加者を得た。各回の開催
   概要は下記のとおりである。
    第8回 「アメリカと語る日中韓」 2016年5月12日
    登壇者 ジエラルド・カーティス コロンビア大学 名誉教授
        朱 建栄 東洋学園大学 人文学部 教授
        朴 歩 ソウル大学校 国際大学院 教授
                           参加者:126名
    北京セミナー「日中韓環境シンポジウム―知見の共有と協力への指針―」
    10月5日
    登壇者:小宮山 宏 三菱総合研究所 理事長 東京大学第28代総長
        梅 鳳喬 北京大学 環境工程学院 准教授
        尹 順眞 ソウル大学 環境学大学院 教授・副学部長
        山崎 養世 一般社団法人 太陽経済の会 代表理事
        劉 麗輝 北京国能環科環保科技有限公司 ディレクター
                           参加者: 約 70名
    ソウルセミナー「日中韓スペシャル・ムービー・トーク:映画『あやしい彼女』で
            見る日中韓の共通性と多様性」 2016年11月19日
    登壇者:ファン・ドンヒョク 映画監督
        陳 正道 映画監督
        水田 伸生 映画監督
                           参加者:約 110名
    第9回「プロフェッショナルが拓く日中韓の未来(2017年2月21日開催)
    登壇者:矢野 浩二 俳優
        盧 聖姫  Sunny’s Trading 代表理事
        彭 麗穎  監督 社団法人 韓中芸術協会 理事長
                           参加者:92名

   以下の団体等に対して寄附(会費)、助成等を行った。
    団体名・代表者                内 容
    1 三極委員会(日本国際交流センター) 委員長 長谷川 閑史
    2 日本国際交流センター
                   国際交流活動に対する助成(賛助金)
                   理事長 大河原 昭夫
    3 日中学生会議        第35回日中学生会議 第21回 中国開催
      実行委員長 王 萌子
      開催場所 中国 北京、上海、広州
      テーマ:百聞を論じ『一見』して気づく夏〜個から広がる相互理解の輪、遠
          くて近い日中〜向き合う日中、創り上げる未来へ〜 8月7日〜25日
      参加者:日本31名、中国28名
      開催地:北京 西安 広州
    4 北東アジア学生ラウンドテーブル 台湾開催
      代表 澁井智
      7月31日〜8月8日 台湾・台北 参加国 日本20名
       (国際教養大学17名 慶応義塾大学2名 和歌山医科大学1名)
       韓国16名(ソウル大学校) モンゴル8名(モンゴル国立大学)
       台湾30名(国立既南国際大学 国立芸術大学 国立台湾大学 国立師範大学
            国立政治大学 淡江大学 東海大学 東呉大学)
       テーマ:学生視点で切り開く極東アジアの将来 分科会:機会均等、起業、
           教育、報道
    5 第21回海外高校生日本語スピーチコンテスト
      NPO法人 エデュケーション・ガーディアンシップ・グループ 理事長 豊田 邦裕
      16の国と地域から17名の代表を招聘し、7月23日から13日間の日程で実施。
      愛媛県の協力の下、新居浜市でコンテストを開催。このほか川崎市、東京など
      で交流
      パーティや観光・文化体験などを行った。
      大会観覧者1,000名 大会パーティ参加者130名 運営ボランティア 10名
      大会ボランティア 20名
      各国(予選)大会総出場者 約30,000名
    6 第8回日中青年会議 7月22日〜28日 代表 金田梨奈
      香港で開催 Li Po Chun United World College of Hong Kong 英語及び
      日本語の面接での選考で選ばれた15名の中高校生が参加。
    7 日本国際学生会議 「西日本国際学生事業」 実行委員長 成冨 律子
      9月4日〜11日 大阪 京都 奈良 兵庫
    8 第32回日韓学生フォーラム 8月10日〜25日
      事前合宿、勉強会、直前合宿などを経て「プサン・プヨ・公州・シンボング・
      ソウル」等の都市で「シンポジウム・ホームステイ」などを行った。
      テーマ:オリンピック、エネルギー・資源、ジェンダー、教育・歴史、
      パブリック・オピニヨン 分科会:政治・経済・歴史・社会・文化
      参加者 日本:13名 韓国:15名
    9 第28回日本ロシア学生会議 8月2日〜23日
      東京・新潟 開催 日本側 15名 ロシア側16名
      分化会:経済・政治・社会・文化
      東京観光:国立西洋美術館・アメヤ横町、お台場(科学未来館)
      文化体験:薙刀・茶道 新潟訪問・市役所、環日本海経済研究所
      日露国交回復60周年 日露の未来
    10(認定NPO)外国人看護師・介護福祉士教育支援組織 代表理事 青野 淳子
      「ASEANにおける介護人材の確保と育成」調査プロジェクト
       1.ベトナム国内での調査1(2017.1.9〜1.15)ホーチミンを主として
         介護事情を調査。
       2.タイ国JICA事務所訪問、介護施設訪問、国際交流基金バンコク日本
         文化センター訪問(2017.2.20〜2.25)
    11. (NPO)柏尾山日本語学校 理事長 井上 裕介
      発展途上国の日本語学習者のための寺小屋事業
      秘書マナー検定3級、日商簿記検定3級などの実務研修や日本の道徳、書道、
      地域の学校や施設などでの研修を行う90日間のプログラム
      (9月4日〜11月27日)
      国立ラオス大学 1名 国立ホーチミン貿易大学1名 国立ホーチミン人文大学
      1名
 
V 国際リーダー人材育成事業
 1) 第2次アジアNGOリーダー塾 アジア・コミュニティ・センター21 代表 伊藤 道雄
  日本が深いつながりを持つアジアの中で、国境を越えて社会変革をめざす、「21世紀
  を担うNGO起業家」の発掘・支援を目的として2009年度に開講された人材育成塾
  です。
  第2次「アジアNGOリーダー塾」第3期として、国籍を問わず、若者を中心とした
  「アジアの社会起業家」塾を開講。 選考の結果、以下の5名を受講生(準塾生1名)と
  して決定した。
  市川康子、杉山穂香(大学生)、高橋恵理(大学生)、堀部佳奈(大学生)、吉野華恵
  第1回 9月3日 オリエンテーション「私の問題意識を堀りさげる:塾生間の共有」
  第2回 9月10日 「経済のローバル化とアジアの人々の貧富の格差の拡大について
          考える」 西川 潤 (早稲田大学名誉教授)
  ● 第2回ゼミ(9月10日)後、運営委員代表の伊藤が9月15日より23日まで、フィリ
    ピンのストリートチルドレンの現状と現地NGOの活動状況を視察するにあたり、
    塾生の市川泰子と堀部佳奈が自費で参加した。
  第3回 9月24日
  “公益と経済活動−渋沢栄一の思想から学ぶ―”
   渋沢 健(渋沢栄一記念財団業務執行理事)
  第4回 10月8日
  “貧困の中に生きる子どもの権利・私たちは何をすべきなのか”
   堀江 由美子(公財)セーブザチルドレンジャパン提言マネージャー
  第5回 10月15日
   アジア学院 訪問
  “農村の問題を考える 私たちは何ができるか”
   荒川 朋子(アジア学院校長)
  第6回 10月22日
  “アジアの開発とマイクロファイナンスの役割を考える”
   鈴木 真里(公益信託 ACTチーフ・プログラム・オフィサー)
  第7回 11月5日
  “草の根レベルでの変革を目ざすソーシャルビジネスを考える”
   木村 拓人(株)グランマ代表取締役社長
  第8回 11月19日
  “NGOのマネージメント;人の動員と活動資金の調達”
   伊吾田善行 (特活)地球市民ACTかながわ事務局長
  第9回 12月3日
  “日中・日韓関係の歴史と向き合い、未来を展望する”
   麻生水緒 (特活) Asia Commons 亜州市民の道 理事長
   麻生晴一郎 ジャーナリスト(特活) Asia Commons 亜州市民の道 副理事長
  第10回 12月17日
  “アジアのNGOと社会的役割”
   伊藤 道雄 (特活)アジア・コミュニティ・センター21 代表理事
  【まとめ−塾生からの発表と自由意見交換】
   アジアNGOリーダー塾で得た学びと、NGO事業の私の構想・行動計画
   (中間報告)(各塾生からの発表と運営委員からのコメント)
  ● アジア域内のNGOでのインターンシップ
   塾生(吉野華恵)1名を選考し、フィリピン・ダバオ市にあるPAMULAAN
  (先住民族出身の若者を対象にした高等教育機関)で30日間のインターン シップを
   行った。
  ● インターンシップ報告会 2017年3月25日 アジア文化会館
   発表者:塾生1名、元塾生 参加者 23名
  ● 元塾生を対象とした勉強会「NGO事業スタートアップ支援プロジェクト
   第1回 2016年8月18日「エクマットラ」創設者の渡辺大樹氏を囲む勉強会
   第2回 2017年2月18日 第1部 スタートアップ支援フォーラム
  ● 元塾生によるNGOまたは、社会的企業の立ち上げがさらに続いている。2016年
   には4名が社会的企業を立ち上げている。
 
 2)助成事業
  国際文化会館 新渡戸国際塾(第九期)
   塾長 : 明石 康(国際文化会館理事長)
   コーディネーター: 渡辺 靖(慶応義塾大学SFC教授)
   塾生 14名
   「2030年の世界のために何ができるか」という壮大なテーマに、「新しい社会
   への挑戦という副題が加わり、修了生も含め、より実践を意識した期となった。
   これまでの分野と世代の繋がりに加え、修了生を含め、より実践を意識した期と
   なった。また多様な国出身の塾生が参加することで、ネットワークに更なる拡がり
   をみせた。
   2016年10月には、新渡戸国際塾の大同窓会を実施し、一期から九期までの127名の
   うち52名のフェローが一堂に会した。海外からライブ中継やコメント動画で参加
   するフェローもおり、組織や枠組を超えて意見や価値観をぶつけあうことのできる
   「場」や「機会」を創出するため、2017年度中に同窓会を発足し、本ネットワーク
   の維持・継続をめざす。
   今後のアジア太平洋地域の安定や国際的問題を解決し得る人材の育成・関係構築が
   急務となっている。新渡戸国際塾で培った人材をUSJLP,Asia21、YGLなどとも連携
   し2017年に は「アジア太平洋の若手リーダーの会」の設立をめざしている。
   講座日程及び講師・プログラム等
    第1回 6月18日 開講式 オリエンテーション
    第2回 7月3日 講師:ロバート・M・オアー(戦略国際問題研究所アジア太平洋
              部門理事、前アジア開発銀行米国大使)
           テーマ:「激動のアジアに見る日米関係」
    第3回 7月9日〜10日 伊勢志摩スタディツアー研修
     1日目 講義「ポストサミットについて」 鈴木 英敬(三重県知事)
     2日目 伊勢神宮内宮参拝 「海女文化について」
         小濱 額(三重県教育委員会社会教育・文化財保護課)
         波切の海女さんたちとの対談
    第4回 7月23日 講師:デービッド・アトキンソン(株式会社小西美術工藝社
              社長)
       テーマ:日本経済立て直し―真の立役者『文化』
    第5回 8月6日 講師:岩瀬 大輔氏(ライフネット生命保険株式会社社長兼COO)
              突破する力【公開講演】
    第6回 8月20日 講師:キンレー・ドルジ(前ブータン情報通信省次官)
     『幸福の国と呼ばれて:ブータンの知性が語るGNH(国民総幸福)』の著者
    第7回 9月3日 講師:渋沢 健(コモンズ投信株式会社取締役会長)
     「渋沢栄一 愛と勇気と資本主義〜未来を拓く経営思想〜」於:渋沢史料館
    第8回 9月24日〜25日 合宿研修 テーマ:「私たちが描く2030年のシナリオ」
      講師:千野 境子(産経新聞客員論説委員)
         渡辺 靖(慶応義塾大学SFC教授)
    第9回 10月1日 松山 大耕(臨済宗妙心寺退蔵院副住職)
     「共生一和の世界を求めて」
    第10回10月15日 在京外国人との対話【非公開】
    第11回10月29日 梅若 猶彦(観世流能楽師)
     「能の身体性とその本質」【公開講演】
    第12回11月12日 塾長との討議(非公開)
    第13回11月26日 山口 香(筑波大学大学院体育系准教授)
     「柔道の国際化から考えるリーダーシップとチームワーク」【公開講演】
    第14回12月3日 修了式
 
   日本国際交流センター 理事長 大河原 昭夫
    第9期 麻布田中塾 塾頭 田中 均 JCIEシニア・フェロー
                    鞄本総合研究所 国際問題研究所 理事長
     「グローバル・ガバナンスと日本の中長期的戦略」
     受講生:22名
    第1回:戦略的外交の考え方/国際関係の基本構図の変化 2016年12月2日
    第2回:米国新政権と日米関係の行方 12月9日
    第3回:プーチンの戦略観の戦略と北方領土問題 2017年1月13日
    第4回:中国の将来と日中関係 1月27日
    第5回:朝鮮半島―現状維持?崩壊?統一? 2月10日
    第6回:欧州の行方 2月24日
    第7回:中東の混迷と過激派テロ 3月3日
    第8回:日本の中長期的戦略 3月17日
 
W 創造的な民間公益活動の振興
  1)『徳川世界』の日本語翻訳出版プロジェクト 関西大学 陶 徳民教授
    イギリスの大手出版社Routledgeが「Tokugawa World(徳川世界)を企画
    しました。その 日本語翻訳プロジェクトへの助成を行った。
  2)ダイバーシティ社会推進プロジェクト 日本国際交流センター
    セミナー「アメリカ大統領選と社会の多様化」 国際文化会館6月29日
    ― アメリカのジャーナリストとの対話
     スピーカー アイナ・ジャフィー Ina Jaffe
             ナショナル・パブリック・ラジオ 記者
           ジュリー・マキネン Julie Makinen
             ロサンゼルス・タイムズ 北京支局長
           ティラー・ウォフォード Taylor J Wofford
             ニューズウィーク記者
     聞き手 幸田 真音 Main Kohda
                            参加者87名
  会費ほか
   1アルカンシェール美術財団 法人賛助会員
   2 尾崎記念財団、国際協力NGOセンター、熊本地震震災
  外国訪問(招聘)
   タイ国より、Miss Pimchai Pongpisitt氏(8月1日〜10日)を招聘した。
   佐藤理事長 米国訪問(三極会議 出席)
                                   以上
                                             

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〒106-0032
東京都港区六本木3-15-11-440
TEL 03-6441-3182